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LIFE
くらしの様子
2022年7月13日
【aqua】合同ママパパ会Q&A*ご参加下さりありがとうございました♪

こんばんわ~
le-lian aquaの大野です。

7月11日(月)砥部町文化会館で
Le-Lian aqua&Le-Lian forestの、
第一回 合同ママパパ会を開催しました♪

スタッフ研修でもお世話になっている、
川手美香さんにお越しいただき、
日頃のパパさんママさんのお悩みが、
スッと軽くなったらよいなあ~という期待を胸に実施しました。

テーマは「子どもたちの心を知りたい、気づきたい」~かんしゃく・暴言なんで?~

せっかく川手さんに来てもらって開催するので、
関係機関の方々にもシェアできればと、ご案内をさせてもらいました。
松山市内各所の児童指導員さんもご参加下さり、
とっても盛り上がりました♪

講演中や、交流タイムの中で、
皆さんの日頃からのお悩みに触れさせてもらったのですが、
お時間に限りがあり、具体案にたどり着けないケースばかりだったので、
この場を使って、大野なりのご返答ができたらな~と思います。

Q.宿題中解き方がわからず、イライラし始め、答えを求めてくる子供への対応を教えてください。

A.賛否両論あると思いますが、答えを教えてあげちゃうのも、時にはアリ派な大野です。イライラしながらの学習って絶対に無理なんです。「解らない」「苦手」「無理」これらの結論がすでに出ていて、拒否しているお子さまに、「やるぞ!!」と促すだけではイライラが増すばかりで学習になりません。「解らないんだね~」「やりたくないんだね~」「答えを教えてほしいんだね~」と感情の受けとめが必要です。「本当はいけないことなんだけど・・・・」と1問だけこっそり答えを耳打ちしてあげると、力が抜けてイライラが収まり、その次の問題には気持ちを向けることができるケースは少なくありません。問題を解くスキルがその時に身につかなくても、何が原因で嫌になっているのかを発見できるチャンスがGETできます✨✨これこそ大事です。
「解らない」=「答えを教える」では決してなくて、
「答を教える」=「共感を示す手段」として活用するのは・・・・あり?  大野はあり派です。

Q.暴力や暴言、大声をだして、支援者やお友達をコントロールしようとする子供への対応に困っています。

A.事業所で言えばお友達同士、ご家庭で言えばご兄弟、似たようなケースで悩まれている方、本当に多かったです。
暴力による、ケガや事故は最優先に避けたいと思っているので、まずは物理的に引き離します。心を落ち着かせる環境を整えて、時間を空けて(必要があれば意図的な無視も手段です。)様子を見守ります。クールダウンができてきたら、何が伝えたかったか、相手にどうしてほしかったか聞き取りをします。こちらから問いかけなくても、自分から発信できることも多いです。クールダウン大切ですね。ここも賛否両論あると思いますが、自傷・他害はイライラ100%であっても全力で止める派です。全力で止めて物理的距離を確保。あなたも〇〇さんも大事だと伝えぬきます。

Q.上から目線、偉そうな言い方をして、周りの児童がイライラしてしまうトラブルがあります。どうしたらよいでしょう?

A.こういったケースの場合、「相手を傷つけよう」「攻撃してやろう」という意地悪な気持ちをもって言葉を発していないケースが多いのではないかな?と見立てております。とっても真面目で正しさにこだわりが強いお子さま、マイナス評価をされた記憶が強く残っていたり、苦手が多く馬鹿にされること、マイナス評価をされる恐怖心が強いお子さまに多く見られるなと思っています。マウントを図ってみたり、自身を過大評価したり、自身を正当化する嘘の発生があったり。こういったお子さまこそ、出来ないと思っていたことが出来るようになるという成功体験の積み重ねと、「悔しかった」「悲しかった」「怖かった」などの不安要素の感情を分類分けし、言語化していくお手伝いをするようにしています。自分の気持ちがわかるようになったら、相手の気持ちもわかるようになると期待しています。長期戦!!

 

Q.注目してほしくて、いたずらをしてしまう。どうやって声掛けをしてあげればいい?

A.「注目してほしい」が明らかなのであれば・・・、注目してほしいアピールが表出する前に注目する!!!その子の好きなこと、夢中になれることは何だろう?って考えて、今よりもっと楽しく夢中になれることを提案する!!! おぉぉ~このスタッフさんオモロイや~んと思わせれたら・・・、シメシメですね・・・。

Q.ご家庭だけでかんしゃくを起こすお子さまがいます。学校やデイではあんまり見られません。デイではかんしゃく理由や出来事を話したがらない。(話せる場をふやしたいな~)

A.家だけでかんしゃくを起こす理由、理由や出来事を話したがらない理由が必ずあるはずです。どんな場面でかんしゃくが起きているかな?「注目」「要求」「拒否」「それ以外」何が原因だろう?と見立ててみます。『話したがらない』の事柄にも絶対に理由があります。「諦め」「言語化が苦手」「自分が悪いとわかっている」など、見立ててみて、原因を検証しながら確かめる。諦められてしまっていると見立てるなら信頼関係づくりから始めてみる。言語化が苦手だと見立てるなら、文字に起こして指差しで選択できるか確認してみる。自分が悪いとわかっていると見立てるなら、「ごめんなさい」や「どうしてほしかった」という伝え方を教えてあげる。見立てて検証!!一緒に発見を目指す仲間作りも鍵ですね~

いかがでしたでしょうか?
同じようなお悩みは、あるあるですよね~

ママパパ会、こんな感じで、
ざっくばらんに話しています。
また開催する際には、ご参加ください♪

子どもたちへのまなざしをかえる、
見立てが沢山増えていく、
検証方法が増えていく、学習の機会にきっとなると思います。

ご参加くださった皆様、
ありがとうございましたm(__)m
かげながら応援したい✨✨そんな気持ちですので、
引き続きぜひLe-Lianに繋がってください♪♪