>こんにちは。空と風の玉乃井です!
子どもたちと関わっていると、
「どうすればもっと安心して話してもらえるだろう」「どうすれば少しずつ距離を縮めていけるだろう」
と考えることがあります。
信頼関係は、特別なことをしたからすぐにできるものではなく、
日々の何気ない関わりの積み重ねの中で少しずつ築かれていくものだと感じています。
その中でも、空と風で大切にしているのが「一緒に遊ぶ時間」です。

空と風では、余暇時間にみんなでボードゲームをしたり、ドッヂビーをしたりしながら楽しく過ごしています。
子どもたちだけで遊ぶのではなく、スタッフも一緒に参加し、同じ時間を楽しむことを大切にしています。
一緒に遊ぶことで、普段の活動中とは違った表情を見ることができたり、自然な会話が生まれたりすることがあります。
例えば、遊びの中でスタッフが、
「○○さん、すごく上手に取れてるね!」
「○○さん、今日絶好調じゃん!」
など、その場で感じたことを言葉にして伝えるようにしています。
こうした何気ない声かけも、子どもたちにとっては
「ちゃんと見てもらえている」「自分のことを分かってくれている」
と感じるきっかけになると思います。

また、遊びの時間には、さまざまな学びがあります。
友だちと一緒に遊ぶ中で、相手の話を聞いたり、自分の気持ちを伝えたり、順番を待ったり、ルールを守ったりする経験を重ねていきます。
時には、自分の思い通りにならず悔しい気持ちになったり、友だちと意見が合わなかったりすることもあります。
そんな時に、どうすれば気持ちを切り替えられるのか、どう伝えれば相手に分かってもらえるのかを考えることも、遊びの中で得られる大切な経験の一つです。
スタッフも必要に応じて、
「悔しかったね」
「最後まで頑張っていたね」
「どうしたらみんなで楽しくできるかな?」
などと声をかけながら、子ども自身が気持ちを整理したり、次の行動を考えたりできるように関わっています。
また、結果だけではなく、
「最後まで諦めなかったね」
「友だちに譲ることができたね」
「相手の話をちゃんと聞けていたね」
など、その子が頑張っていた部分を具体的に伝えることも大切にしています。

遊びの中では、相手に合わせる力や自分の思いを伝える力、気持ちを切り替える力など、
日常生活にもつながる力を自然な形で経験していくことができます。
そして、スタッフが一緒に遊ぶことで、その子の得意なことや苦手なことに気づくこともあります。
普段はあまり話さない子が、好きな遊びではたくさん話してくれたり、
「一緒に遊ぼう」「見てて!」と声をかけてくれたりすることもあります。
こうした小さな関わりの積み重ねが、子どもたちとの信頼関係につながっていくのだと思います。
遊びは、ただ楽しく過ごすだけの時間ではありません。
人との関わり方や気持ちの伝え方を学び、失敗や悔しさも経験しながら少しずつ成長していくことのできる、大切な療育の時間でもあります。
これからも空と風では、遊びを通した関わりを大切にしながら、一人ひとりの成長につながる時間を作っていきたいと思います。





