みなさまこんにちは。
Le-Lian aquaの大野です( *´艸`)
11月に入って、寒い日が続いていますが、
屋外で体をめいいっぱいに動かすには快適な季節です。
平日の学校後の時間は公園へ遊びに行く時間を
なかなか確保できないのですが、
出来るだけ、たくさんそんな時間を作りたいものです。
さて・・・
今回お話したいな~と思ったのが、
学校へのお迎え場面や、ご自宅への送りの車輛内でのこと
運転座席と、後部座席というのが、
なんとも良い距離感のようで、
車輛内では様々な会話が飛び交います。
事業所内でお友達と喧嘩をしてしまった日、
その時は素直に『めんなさい』ができなくて、
怒ってその場を離れてしまったり、
口を閉ざして攻撃的になってしまう場面もあるのですが、
そういう時は送迎の時間がチャンス✨✨
怒りマックスの興奮状態の時には、
とっても邪魔になる音や視覚情報も
車の中では比較的軽減されるようです。
あの時どんな気持ちだったん?
相手のお友だちにどうしてほしかったん?と尋ねると、
思い返して、言語にして伝えられることが多いです。
自分の感情や伝えたかったことを、
言語にして伝えることができたという体験や
言語にしたことで、正しく解ってもらえたという体験を
沢山していってほしいなと思います。
『逃走中』の活動前日の車輛内でのこと
Aくん「ハンターに捕まらないように、オレ今日筋トレするわ!!」
Bくん「俺も筋トレするわ!!オレ、明日はめっちゃ早く走れる靴はいていくで!!」
Aくん「大野さん走るの遅いから、大野さんも筋トレした方が良いよ、夜中までやって!!」
大野「夜中まで筋トレしたら、クタクタであした動けなくなってるかも・・・」
Bくん「水分補給してから寝たら大丈夫よ!!」(スパルタ~)
Aくん「今日仕事終わったら、大野さんも速く走れる靴買いに行った方が良いで!!」
( なんて愛おしい会話なの~(*´ω`*) )
しばらく二人の会話をしずかに聞いていたCくんも・・・
Cくん「 オレもしとこうっかな~(筋トレ??) ”(-“”-)” (←本当にこんな顔していました。)」
と小さな声でポソリ。
みんなの逃走中にかける熱い想いと、
一生懸命に表現し会話し合う様子に、
心の中でニヤニヤがとまりませんでした✨✨
話の内容にどれだけ社会性があるかや、
正しい言語理解や表現が出来ているかというところに、
大人は注目してしまいがちですが、
発達途上の子どもたちから出てくる素直な表現に
どんな気持ちや伝えたいことがあるのか、
想像をふくらませて、大人が少し子どもの表現に歩み寄り、
子どもの使う言葉や表現をあえて真似ながら、会話をすると
通じ合えることが多く、楽しくて幸せなひと時です✨
「表現したい」「伝えたい」の気持ちの育みや
「解ってもらえた」「同じ気持ちだね~」の安心感も大切にしたいです♪