こんにちは!
forestの溝淵です🐅
4月1日はエイプリルフールということで
forest🐿でダウトゲームをしました✨
その日はスタッフが4人いたので
順番に30秒~1分程度の小話をします
4人のうち本当の話をしているのは3人
たった1人の嘘の話をしているスタッフを
子どもたちに当ててもらうというゲームです😊
今回は2つのチームに分かれて
相談して答えを1つに絞ってもらいました
嘘の話をするスタッフが間に
本当の情報も挟みつつ上手に
お話をしてくれたので
子どもたちは見事に翻弄されていました😂
なので、いざチームで話し合いの時間
となった時に意見が3対1で割れたチームがありました
3人はそれぞれが勘をはたらかせ
予想したスタッフがたまたま被ったようです😳
1人だけ意見が分かれてしまったAくん
小学校3年生の男の子ですが
すごくしっかりとしていて
自分がこの人!と予想したスタッフについて
ちゃんと理由を持っていましたし
他の3人が予想するスタッフが
違うと思った理由についてもはっきりと
していました👏👏
3人のうち1人の女の子に
「僕はこう思うからみんなと意見が違うんだよ」と
説明すると、女の子は考え直して
Aくんの予想に賛成!🙌
これでこのチームの意見は2対2に
綺麗に分かれたのです
チームには頑なに意見を変えようとしなかった
Bくんという子がいました
自分の意見を上手く言語化できるAくんと
1度決めたら絶対に曲げたくないBくん
Bくんが予想した理由や根拠は
しっかりとあるのでしょうが
この活動の時にはAくんのように
上手く言語化ができませんでした💦
スタッフも2人ともが納得できるように
あれこれお手伝いをしたものの
最終的にお互いが納得できたのは
チームの全員でじゃんけんをして
勝った人の意見を採用するというものでした
じゃんけんをして勝ったのはBくん
自分の予想するスタッフを
チーム全体の意見として発表することができて
喜んでいたのですが…
実は正解はAくんが予想していたスタッフでした🤦🏻♀️
なんとも気まずそうなBくん😰
Aくんはというと
説得しようと正攻法で頑張っていたのに
それが叶わなかった悔しさと
本当は正解していたのに…という思いが溢れ
その気持ちをスタッフに伝えにきてくれました
Aくんが怒ったりせずに
ちゃんと言葉で説得しようとするのが
本当に素晴らしかったよ
伝え方は間違ってなかったけど
なかなか自分の考え方を変えられない人もいるし
今度もし同じようなことがあったら
どうしたら思いが上手く伝わるか
また一緒に考えよう
予想が当たってたの凄かったね!
とお話をして、数分後には気持ちを切り替えて
Bくんとカードゲームを楽しんでいました☺️
Bくんとは特にお話はしていないのですが
正解発表の時の表情を見る限り
きっと自分で色々と考えているのだろうと思います
自分がこう!と思ったら
なかなか意見を曲げられないことも
頭の中で考えていること
心の中で思っていることを
上手く言語化できないもどかしさも
自分の中の正しさや正攻法が
時には通用しないということも
私自身似たような経験があるので
2人の気持ちがどちらも
痛いほどに分かるなぁと思いました
2人にとって自分以外の相手の思いや
価値観に触れる良い機会だったのでは
ないかな🤔と思います
とはいえ、その時の雰囲気や
アフターフォローをスタッフが上手くできなかったら
それは「良い経験」ではなく
「トラウマ」になってしまうこともあるので
スタッフにとっても今回すごく
考えさせられた出来事でした💦💦
子どもたちが関わる日常には
このように様々なやり取りの壁が
日々大小問わずあります
トラウマではなく良い経験として
乗り越えていけるように
私自身も成長しなくては!と改めて感じました。