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LIFE
くらしの様子
2025年9月22日
【forest🐿】気が付けること、気が付かないこと

 

 

こんにちは☺

Le-Lian forestの重田です🐦

 

さて、今回はforestに来てくれているSくんのことを

紹介したいと思います

 

現在、小学4年生👦

1年生の頃からforestに来てくれています

 

少し幼い話し方と「かわいい」を意識した動きが多い子です(笑)

 

子どもたちにSくんのイメージを聞くと

・優しい

・体力おばけで実は走るのが早い

・勉強は嫌い

・喋り方が4年生っぽくない がよくあがります

 

お家では罵詈雑言の喧嘩を姉弟としているくらい

持っている言葉も多いし、ストレートな発言をする子です

 

が、みんから「かわいいと思われていたい」の気持ちが

ずっと強くあるので、できない自分になってみたり

くっついて甘えてみたり

少しだけ幼い話し方になったりします

 

同学年の「かっこいい」と言われたいチームからすると

「なぜ?」な考え方で、

「Sくんはこれもできない」と思われてしまうこともあります

 

良い所もたくさんある子なのに

「自分より〇〇ができない子」のレッテルを貼られやすい子でもあります

 

私が思うSくんの良い所は

・相手に合わせた話題を考えてコミュニケーションをとることができる

・前に雑談したことを本当によく覚えている

・嬉しかったこと、楽しかったことを伝えることが上手

・悲しかったことを「それは傷付くよ」と相手に伝えられる

・暴力で解決しようとしない

・友達のために行動できる

・苦手なことも頑張れるパワーを持っている

・料理が大好きでお家でもたくさんお手伝いをしている

など、頑張ろうと思ってもなかなかできるものではないことがたくさんあります

 

大人の私が見るとこう見えているSくんですが

子どもたちから見るとその視点が変わるのは当然のことだと思います

 

私がもし、Sくんと同学年だったら

実は気が付けていないことだらけではないかなと思います

 

きっとみんなと同じように

「できること」「できないこと」を自分基準で比べ

もしかしたらそれを理由にからかっていたかもしれません

 

大人になって視野が広くなることで気が付けたことは

良いことも悪いこともどちらもあります

 

気が付かないままで成長することは

視野が狭くなると同時に、大切なものや

後から気が付いて後悔するものを取りこぼしてしまう危険だってあります

 

大人と子どもの内面的な差は

「知識」と「経験値」だと思います

 

たくさんたくさん色んな感情と向き合って

その感情の名前や要因を知り

経験を重ねていくことで

「相手の気持ちを考える」が実践できていくのではないでしょうか

 

今日もきっとforestでは

お友達やスタッフとの関わりの中で色々な気持ちが芽生えます

それらと上手く付き合っていく方法を

一緒に探したり悩んだりしながら、

みんなのレベルアップに貢献していきたいなと思います☺